Life in Amsterdam

サラリーマンクライマー、山のない国でどこを登る?

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Bergamo-Orio al Serio-

7月22日(金)。仕事を切り上げ、直接スキポール空港へ向かう。格安航空券で有名なTransavia航空の19:20発ミラノ行HV5447便に乗り込む。
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日本でいうスカイマークのように、格安がゆえ、発着場所は空港の端っこに追いやられ、出発も他便に優先されて遅れるものの、今晩は移動のみだから問題なし。

21:00すぎにミラノへ到着。普通、他国からミラノに乗り入れる際はマルペンサ空港かリテーナ空港が使われるが、トランザビアは格安料金ゆえ、ミラノの隣町ベルガモにあるオリオ・アル・セリオという空港へ到着。電車も通っていない不便な空港。例えば東京から福岡へ行くのに、福岡空港でなく、北九州空港へ到着する感じ(ちょっと分かりにくい例えだけど)。

空港の端っこに止まり、ここからバスでゲートへ向かう。ほんとに何もない空港。しかしアムスにない山並みが実に良い。
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ホテル予約手配してくれた友人からベルガモの空港の不便さは予め聞いていたため、リムジンバスの情報を集めておいた。おかげで、スムーズにバスに乗り込むことができた。現地人を含め、ほとんどの人は車でのお迎えがあり、バスを使ったのは僕も含め5人くらい。
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高速を使って、1時間弱。結構遠い。東京~成田間くらいの距離はある。

漸くミラノへ到着。時間は22:30を過ぎている。ミラノ中央駅近くのはず。バスを降りたすぐ横に駅らしき建物がある。
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ミラノ中央駅にしては規模が小さい。パリの北駅に比べるとずいぶん見劣りする。こんなものなのか?

ホテルはミラノ中央駅から歩いていける距離だったので、ガイドブックの地図と現在地を確認する。しかし、どうも地図が合わない。

地図と周辺を見比べながら鼻水を垂らしていると、バスの運ちゃんが近づいてきた。

運ちゃん「お前、どこへ行きたいんだ?」
僕「中央駅近くのホテルだけど、あれ、ミラノ中央駅だよね?」
運ちゃん「いや、あれは中央駅じゃない」
僕「え?・・・」

あれが中央駅でなければ僕は今どこにいるのか?ガイドブックのミラノ市街地図のページをそっと差し出し「じゃあ、今どこにいるの?」と運ちゃんに尋ねると、運ちゃんが「この辺かな?」とガイドブックの外側の何もない空間を指差している。

目の錯覚かと思い、運ちゃんの指へじわっとガイドブックを近づけてみるが、その指は遠ざかるばかり・・・

困った・・・「じゃあ、僕のホテルはこの駅の近くなんだけど、ここからどう行けばいいの?」と聞くと、運ちゃん、「そこに地下鉄の駅があるから、中央駅の方角の2つか3つ目の駅で乗り換えて1つ行った駅だよ」と教えてくれた。おそらくこのバスを使った人はよく間違えるため、運ちゃんも心得ていたのであろう。

とりあえず、「グ、グラツェ・・・」と伝え、鼻水を垂らしたまま地下鉄へ潜り込む。夜の地下鉄には人も少なく、券売機の使い方もよく分からず、どっちの方角が中央駅なのかも分からず、かなり苦労して電車に乗る。
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でも、地下鉄の中で道を尋ねたおっちゃんが親切で、方角や、降りる駅なども細かく教えてくれた。乗り換えの駅ではわざわざ席を立って「ここで乗り換えろ」と教えてくれた。おかげで、23:30すぎに漸くチェックイン。ホテルの従業員も待っていたようで、入るなり”You are Iwa… Iwa… Iwasaki!”。「ちょっと違うけどたぶん僕のことだね」と素早くチェックイン。

シャワーを浴びたりしていると24時を回ってしまい、明日の計画も練る間もなく就寝。こうしてイタリアの初日は過ぎていった。ベルガモの空港からバスを使う場合は注意。中央駅から2kmくらい東の停留所に到着するためいきなり地下鉄を利用することとなる。
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Milano-S. Maria delle Grazie-

7月23日(土)。今日はまずサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を目指す。ここにはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があることで有名で、鑑賞には事前の予約が必要。9:00から予約を入れていたため、8時過ぎにはホテルを発つ。

地下鉄でホテル最寄りのリマ駅から、教会近くのカルドナ駅まで向かう。

カルドナ駅はミラノ北駅に続く。駅前に出てみると朝日が眩しい。
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そこから5分ほど歩いたところに教会がある。教会は世界遺産に登録されているよう。
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受付で手続きをして9:00を待つ。鑑賞時間は15分、1回の入場は25人まで。「最後の晩餐」を見るだけなのに8ユーロは少々高い。受付で担当者に片言の日本語で挨拶される。9:00からの鑑賞者25人のうち、実に半分以上が日本人であった。こういうところに来ると、なんかカモられた感じがする。なんか今、日本では、ダ・ヴィンチがブームって聞いたけどほんと?その影響か?

何層かに渡る個室を順々に通り抜けて体を乾燥させられた後に漸く「最後の晩餐」のある室内へ。

ここはもともと修道院の食堂であったが、ナポレオンの支配時代には馬小屋にされていたようで、絵も相当に痛んでいる。修復作業を行った後でありながらかすんだ感じ。

でも、作品自体は相当な大きさで、双眼鏡を使って細部まで鑑賞することができた。キリストが、弟子たちの前で「この中で俺を裏切りやがる奴がいるだろう」と予言し、ユダを含めた弟子たちが「まじかよ」と驚いている様子。

あっという間に15分は過ぎ、外へ追い出される。この後は中心街へ行ってみることとする。

Milano-Castello Sforzesco-

最後の晩餐を後にし、次は教会近くのスフォルツェスコ城に行ってみる。
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1辺200mの城壁に囲まれたルネッサンス建造物。高い城壁。
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この城の中には市立美術館があるので立ち寄ってみる。数多くの彫刻などが展示してある中で興味を引いたのが、武器が展示してあるところ。古代から近代までの様々な武器が展示してある。

これは中世の騎士。横には剣が並べてある。
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これは鉄砲。弾丸や工具などが1つのケースの中にうまく収まっている。
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さらっと城内を回り、次は中心街へと行ってみることとする。
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Milano-Duomo-

午前中のまだ人気の少ない通りを過ぎて中心街へ向かう。
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目指すはドゥオーモと呼ばれるところ。ドゥオーモとはその町で一番大きな建物を意味し、それは概して教会や聖堂といった公共の建物を指すよう。今から行くところはイタリアのゴシック建築を代表すると讃えられる大聖堂。500年もかけて建設されたらしい。

期待に胸を膨らまし漸く到着、と思ったのも束の間、なんと修復工事中・・・。正面から見るのが一番美しいはずなのだが・・・
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気を持ち直して中へ入ってみる。さすがに大聖堂は散々見てきているのでそれほどの驚きはないものの、静かで美しいことには変わりない。
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外へ出て、裏に回ってみる。

ここからの眺めはすばらしい。
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ドゥオーモ横にある大きなアーケードを通って北へ向かうこととする。
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Milano-Teatro alla Scala-

ドゥオーモ横のアーケードを歩く。ルイ・ヴィトンなどの高級ブランド店が並ぶ。
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アーケードを抜けるとこじんまりとした広場に到着。ここには世界有数の歌劇場スカラ座がある。
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プッチーニといった作曲家で有名。一度オペラも観てみたい。

カフェでパスタを喰らった後は、モンテナオレオーネ通りのブランド街を回ってみる。様々な高級ブランド点が軒を連ねる。でも買い物にはあまり興味ないのでさらっと回る。

歩き疲れて公園で休憩。ベンチに座ってぐったりしていると、スズメが近寄ってくる。
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ミラノは中心街は割りとこじんまりとしており、回るところはそれ程多くない。ぷらぷら小道に入ったりして町の生活感を味わった後は、明日の電車の移動もあるので、駅の視察に行く。

昨日ミラノに着いたときは、小さな建物をミラノ中央駅かと勘違いしていた。到着すると、さすがミラノ中央駅という感じ。
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駅近くを歩き、カフェで夕食をとる。シーフードのピザ。
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ルーム貝、イカ、アサリなどで具だくさん。ちょっとしょっぱかったけど、おいしい。

ミラノの感想。

見所はそれ程多くないが、観光でもそれなりに楽しめる。ただし、女性と来るのは危険。半日で観光は終了し、女性はたっぷり後の半日をブランド店漁りに専念し、かなり懐を痛めることになるであろう。

Milano-Stazione Centrale F.S.-

7月24日(日)朝、次の目的地に向かうためミラノ中央駅に向かう。

ミラノ中央駅周辺は治安が悪い。話によると、特に狙われるのが女性で、小学生ぐらいの子供が、女性が持っているカバンのチャックを開き、中のものを盗もうとするとのこと。幸い僕の場合は、何事もなし。昨日は駅前で座ってくつろいでいたが、誰一人近寄ってこなかった。おそらく、盗むものなどない貧乏学生にでも見えていたのだろう。旅行でミラノ中央駅を使う場合は女性の方は特に注意!

駅構内はパリ北駅と同じくらい広い。こういう駅に来ると、3月にパリで電車に乗り遅れたトラウマがフラッシュバックされ、思わず時計に目が行ってしまう。
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僕が乗るのは8:55発、ヴェネツィア、サンタルチア駅行きのユーロスター9491。
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電車到着。
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電車に乗る際は、チケットに打刻が必要。手前に黄色の箱があるが、そこにチケットを入れると打刻される。これがないとキセルとみなされ、罰金を取られる。

といいつつ、この機械、インク切れのようで、打刻されない。イタリアへ来た実感を掴む。

となりの8番ホームで打刻して乗車。

空いているかと思いきや、発車前にどかどか乗車してきてほとんど満員。予約しておいて良かった。
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空は曇りだしたものの、今からミラノを発つので問題なし。
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ゆっくりと電車が動き出す。

Venezia-Stazione di Santa Lucia-

ヴェネツィアはミラノから南東方向に約270kmいったところにある水の都。ユーロスターを利用すれば3時間弱で到着する。

ひたすら平原を走る電車。車窓右側は南側になるが、山ひとつない風景。この平たさ、オランダにいるような風景。ブドウ畑とサトウキビ畑が延々と続く。
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一方車窓左の北側は山が見える。実にいい。自ずと北側の風景ばかりに目が行く。
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電車での旅行のメリットは、次々と変わる風景をゆっくりと満喫できるところにある。

ミラノを発つときは曇り空だった天気も、ヴェネツィアが近づくころにはすっかり持ち直した。

11:38、定刻通りにサンタ・ルチア駅に到着。ヴェネツィアは、アドリア海に突き出た出島のようになっているが、電車はその出島まで通じている。

電車を降りると潮の香り立ち込める。駆け足で駅を出る。
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そこには期待通りの「夏」が。
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Venezia-Casa San't Adnrea

7月24日(日)、ヴェネツィア到着。駅を出てホテルへ向かう。

駅前の橋の上から。緑色の広い運河が広がる。
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サンタ・ルチア駅を見るとこんな感じ。
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ホテルは出島の中に位置し、駅から歩いて500mくらいのところにある。

アムスも運河の町であるが、この運河の色、潮の香り、建物の色、形、すべてに南国の明るさが感じられ、アムスとは全く違った町であることが分かる。
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僕が2日間泊まるホテルCasa San’t Adnrea。昔の修道院を改造したホテル。
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静かなところで、部屋はシンプルでありながら清潔感がある。これでお手ごろの価格だから申し分ない。
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荷物を置いて早速町へ出てみることとする。

Venezia-Vaporetto-

荷物を置いて一息し、早速町へ出てみることとする。

広い運河を結ぶ橋の数は少なく、移動は水上バスが便利。

サン・マルコ広場へ向かうべく、片道切符を購入。3.5ユーロ。
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緑の運河の上をバスが進む。まずは、今たどり着いた駅前、水上からの風景はまた違ったものがある。
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運河には水上バスのほか、個人のボート、ゴンドラなどが行き来している。

青い空、緑の運河、色とりどりの建物。
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狭い運河には進入禁止のマークが。
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しばらくすると見えてきたのがリアルト橋。橋の上には土産屋が並ぶ。
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Venezia-Canal Grande-

ヴェネツィア続き。

ゴンドラは狭い運河にも入っていける。低い橋を、ゴンドラを傾けながら通過している。
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色鮮やかな建物は見ているだけで楽しめる。
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水上バスの停留所には海草が付いている。
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サン・マルコ広場は近い。前方に見えるのは、バロック式のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。
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運河を抜けると、広場は目と鼻の先。
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