Life in Amsterdam

サラリーマンクライマー、山のない国でどこを登る?

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もう4月

4月1日(日)、セントラルステーション横にあるジム、Klimmuurでヨウさんとボルダリングする。3月もあっという間に終わってしまった。

この週末はアムステルダム快晴。風はまだ少し冷たいが、日差しが当たれば外で読書もできるくらい暖かくなってきた。この天気、イースター休暇中も続いて欲しいものだ。
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ブロー遠征前で軽めにするつもりが、また打ち込んでしまった。成果は7をひとつ落としたこと。オランダで一番厳しいジムの7なので満足。ただ、打ち込みすぎて右手首を少し痛めたのでレストの必要あり。

帰りは高速道路RingA10で事故渋滞。

途中で高速を降り、自宅へ向かう。

高速からずっと前を走っていた車。
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さすがに手書きのナンバープレートはまずいっしょ。
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Klimmuur ボルダリングコンペ結果

セントラルステーション横にあるジムでの先月のボルダリングコンペの結果がWebに出ていた。

結果は、
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5位。このジムにはそれ程通っていなかった割にはいい結果だった。

1位と2位の奴らは恐らくすべての課題を落としている。僕にとってはまったく歯の立たない課題が4、5個あったので、やはり山のない国でも強い奴はやはり強い。

もっとトレーニングして8aを目指したい。

ブローへ

明日からイースター休暇。ボルダリングのメッカと言われるフォンテーヌブローへ。

聖地巡礼はこれで2回目。前回は6cをひとつ落としたので今回は7以上を落とすのが目標。

この遠征に先だって、壁の会の靴職人ハチさんより、手造りチョークバックをいただきました!
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上質の天然革が使われており、造りもしっかりしている。チョークがこぼれないように口が縛れるし、ちゃんとブラシを差しておくところもある。取っ手は使わないときは下部へ押し込むことが可能。

なんか登れそうな気がしてきた!

ハチさん、どうもありがとうございます。

Heidelberg

4月12日(木)~13日(金)、ドイツのハイデルベルグ出張。

1年半くらい前に出張したときは車だったが、今回は電車。アムスのセントラルステーションからICEで5時間強かかるが、運転する必要も、渋滞につかまることもなく楽。3人で行ったのでチケットの割引もきき、結局車より効率が良かった。

ハイデルベルグの駅を出ると、日差しが強く、初夏を思わせるような暑さ。
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オープンテラスでソーセージとサンドイッチを食べる。

泊まったホテルは橋のすぐ近く。
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外は暑く、Tシャツで丁度いいくらい。
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夕食までの時間、ビールで喉を潤す。
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ハイデルベルグからの帰り、乗り換えのデュッセルドルフ駅で昼食を取ると共にアルトビールで喉を潤す。
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移動ばかりで疲れる出張だった。

ビールはおいしかったけど。

第2回ブロー遠征1日目

日時:4月6日(金)13:00~
エリア:Bas Cuvier
参加者:クマちゃん、ヨウさん、ぶち
キーワード:The first 6a at Fontainbleau

4月6日(金)、朝5時に車でアムスを発つ。眠い・・・

向かう先はフランス。イースター休暇を使ってのフォンテーヌブロー遠征。

フォンテーヌブローはパリから南東50kmにある広大な森林に覆われた小さな街。フォンテーヌブロー城が観光名所であるが、我々の目的は観光ではなく、もちろんクライミング。

3~5mの低い岩をロープなしでよじ登るボルダリングと呼ばれるスタイルのクライミングのメッカと言われるところ。

昨年の3月に初めてブローを経験して、今回で2回目の聖地巡礼の旅。

この日はオランダからはヨウさんとぶち、ドイツからはクマちゃんが参加し、一緒に出発した。

前回の遠征ではベテランのベルギーBJCCやドイツ壁の会の方がいたため頼りっぱなしであったが、今回は自分たちで行くため、事前にトポを購入、カーナビTomTomを渋滞情報が分かるようにアップグレード、グーグルアースと格闘しながら事前に主だったエリア近くのパーキング位置をすべてTomTomに登録、天候や日程を加味してエリア選びなど、これまでの人生の中で一番予習した。

前回の遠征では6cをひとつ落としたので、今回の目標を7台をひとつは落とすことにした。そのため、現地で余計な時間を取られないように予め可能な限り準備をしておくことにしたのだ。

朝早かったこともあり、イースター初日といえほとんど渋滞はなく、実にスムーズに車を走らせることができた。

昼前にブロー近くに到着。目の前に広く雲ひとつない空が広がる。
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まっすぐな林道を抜ける。この景色が前回の遠征を思い出させてくれる。
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まずはブロー恒例となりつつあるホテルEtapにチェックイン、すばやく着替え、エリアを目指す。

この日のエリアはBas Cuvier。バキュビエはブローのクライミングエリアでも古く様々なグレードの課題があり、アクセスもいいため、訪れる人も多い。そのため、ホールドは磨かれ、グレーディングは辛めのよう。トポにも「全くの初心者にはお勧めできない」旨記載されてある。

ブロー市外から10kmほどとアクセス抜群、しかもエリアは、駐車場から20m歩いたところから始まる。
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休日初日の午後ということもあり、すでに多くの人たちが登っている。
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睡眠不足と550kmの運転の疲れが出てきているものの、モチベーションは高く、早速簡単な課題でアップ開始。

これはRed Circuit 38番La Bicolore(The two-tone)という5cの課題。力だけでなくバランスが必要ないい課題。
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ヨウさんは最初苦戦していたが、最後は落とした。

リーチのない女性には少しきつい課題。攻めまくるクマちゃん。
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手からにじみ出るクマ汁でホールドはぬめり、後続のクライマーを次々と落とした(落とした意味が違うが)。

アップもほどほどに今日の目標課題へと行って見る。

これはRed Circuit 22番La Marie Roseという6aの課題。
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この6aはブローで初めて登られた6a。初登者が友人の彼女の名前を課題につけたが、その後、このブローの6aで一番有名な課題となった。

上部で両手でスローパーを耐え、足を上げてカバを取りに行くところが核心。

登りこまれているだけあって、右手のスローパーがつるつるで相当悪く、僕も何度も弾かれてしまった(挑戦しているのはヨウさん)。
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何度かやるうちに、どうやら右手をカチ持ちにすればいいことが分かり、その後は2回ほどのトライで完登できた。

ヨウさんがその様子をビデオに撮ってくれました。完登後、結構高いところから変な降り方をしなければならない様子を察知し、立ち尽くすところまでしっかり写ってます。

ここで疲れがピークに達し、ヨウさん、クマちゃんとは行動を別にし、木陰でひとり睡眠を取る。

と、その間にヨウさんも見事La Marie Roseを落とした!
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その後、難しい課題が集まっている場所へ移動し、何個か7台を触ってみたがダメダメ。後日打ち込むこととする。

これはOff Circuit 41番Cortomalteseという7aの課題。超スローパーのブローらしい課題。結局ダメだった。
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夕食前にブロー城近くを歩く。天気は最高にいい。
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夕日を浴びたブロー城。
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夕食後、Etapで2次会をやっているところにコバさん合流。渋滞に巻き込まれ大変だったよう。疲れを癒してもらうためみんなでワインで乾杯をし、遠征初日の夜は更けていった。

第2回ブロー遠征2日目

日時:4月7日(土)11:00~
エリア:Elephant
参加者:クマちゃん、ヨウさん、コバさん、ぶち、特別ゲストとしさん
キーワード:The first 6a at Fontainbleau by “Kuma”

朝8時過ぎに目を覚ます。先日はそれほど飲みすぎなかったため、割とすっきりとした目覚め。

昨年フランケンユーラ遠征時に酒を飲みすぎ、翌日をほぼ棒に振ったため、今回の遠征は酒には少しブレーキをかけているのだ。

外を見ると曇り空。昨日まであれほど晴れていたのに。でも雨は降りそうにない。

この日はベルギーから特別ゲストを招いてのクライミング。ベルギーBJCCの部長のとしさんである。

丁度イースター休暇を使って古巣のパリに旅行にいらっしゃっていたところ、1日遠征にお付き合いいただくこととなった。

ヨウさんと僕がバキュビエに忘れ物を取りに行っている間にコバさんとクマちゃんがブロー駅でとしさんをピックアップ、近くのスーパーで合流し、出発。

向かったエリアはElephant。前回のブロー遠征でも行ったエリア。ブロー市内から南へ20kmほど離れたところにある。

TomTomに登録したパーキングの位置が少し自信なかったが、ベテランとしさんがいるのでその辺は安心して車を走らせる。

道も空いていてすぐに到着。僕の登録した位置も的中。パーキングからわずか100mほど離れたエリアへ皆さんと到着する頃にはいつの間にか青空が顔を覗かせる。

ここは日当たりがよく、足場はサラサラの砂でまるで海辺にいるような感覚になる。
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ここに来たからにはまずは看板岩であるこの岩で記念撮影。
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しかしよくもこれほどゾウに似た形になったものだ。

その象岩でアップ。

初外岩がブローというコバさん。初めての外岩&ハイボルダーということで緊張した様子。
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でも全く問題なく完登。

としさんも軽いフットワークで登る。アルピニストであるとしさん、最近北壁を攻めてきたというが、その疲れを感じさせないクライミング。
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各々が別のアップルートを攻めだす。僕も6aくらいまでは問題なく落とすことができた。

この課題はLe Toit Du Loupという6bの課題。Wolf’s Headという意味で、突き出た岩の下部から上にルーフを抜けていく。挑戦しているのはとしさん。
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3mくらいの高さにあるルーフを抜けるという、心理的な強さが必要になる課題。

一度完全に体を横にして態勢を整え、ここから左手で遠目のガバをつかみにいくところが核心。
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足ブラになるものの、ガバまで届けば落ちることはない。上部の乗り越しは簡単。恐怖感はあったが完登。
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慣れてきたコバさんはヨウさんスポットのもと、結構高いスラブにも挑戦中。最近完全にボルダラーとなったコバさんはムーブもボルダラーのそれになってきた。
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としさんが挑戦しているのは23番の6a。
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スタートが悪く、レイバック気味にクラックを登り、最後にまた悪いスローパーをマントリングする。

皆が登るのを見ていたクマちゃん、おもむろにその課題に取り付く。

「昨日5cであれだけクマ汁出してたしブローの6aはきついんじゃないの?」と思いきや、数回離陸をやり直したらうまいムーブでグイグイ上がっていく。
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最後のマントリングで相当苦戦している様子であったが、上にいたクライマーのアドバイスによって遂には這い上がった!
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クマちゃん、ブローで6a完登!すばらしい。
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後に「あのマントリングは伝説の顔パームを用いたのではないか?」という疑惑が広がったが、事実を知るのは上部でクマちゃんにアドバイスを与えていた兄ちゃんのみ。真相は闇に葬られた。

その後、7台の課題を求めて奥地をさまよう。ひとつあったが、6メートルくらいのハイボルダーでランディングも悪く、途中でビビってやめた。

岩に書かれた番号が消えている課題が多く、探すので時間を取られる。

ひとつ、番号が消えているが7aの課題を発見。Le Coeurという課題であるが、The Heartを意味する。

名前の通り課題の中央にハートの形をしたホールドがある。
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しかし、このハート、薄すぎ。両手で鷲づかみにしようとするが、体が振られてどうにも取れない。

ヨウさんが両手でつかむところまで行ったが、次の手を出すのがこれまた困難。

ちょっとこりゃ無理そうってことで今回は諦め別の課題に取り付くことにする。

これは39番の6c。左手で体を支え、一度右手でスローパーを経由して上部のクラックを取りに行くほぼ一手課題。
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数回挑戦して完登することができた。

この後、38番のスラブ6bを皆でやったが、すでに打ち込んでいる人がいて、ホールドはぬめっており、疲れも出て、途中で諦めた。

としさんがパリへ戻る時間が近づいたため、この日はこれで終了。結局成果は6cだけだった。

この日はブロー中心街のEtapホテルが満室だったので、ブローから10kmほど東へ離れたところにあるFormule 1というホテルに泊まる。このホテル、シャワー、トイレが共用だが、1泊27ユーロ。部屋はダブルベットと二段ベットがあり、泊まろうと思えば3人で一泊27ユーロで泊まることも可能。

ブロー近くのこのF1は割と清潔な造りで宿泊に問題なし。

しかしF1は高速沿いの田舎町にあり、まわりにレストランがない。

ブローまで戻るのも面倒くさく、どうしようかと悩んでいると、F1の掲示板に一件のレストランが紹介されていた。

ちょっと怪しいが、この日も開いているということだったので、TomTomに住所を入力、早速行ってみることにした。

F1から更に10kmほど東に行った、完全な田舎町。こんなところ、普通の観光客は絶対来ないであろう。

車を降りると丁度日が沈む。20時くらい。
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お店は外観は古びたものだが、中に入ってみるとこぎれい。いわゆるビストロであった。
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そしてもっといい意味で裏切られたのが、ここのご主人と料理。夫婦でやっているこの店はご主人が明るく、奥さんも面白い。英語はほぼダメだが、なんとか意思疎通をはかる。

前菜はビュッフェスタイルで自分で盛るが、サラダ、パテなど、どれを取ってもうまい。ステーキを頼んだのだが、これがまた、溶けるように柔らかく最高。食後のチーズとデザートまで付いており、一人11ユーロ。超穴場を発見した。

大満足でホテルまで戻り、ワインを飲みなおす。僕にとってのこの日の収穫はクライミングではなく夕食であった。

としさん、参加ありがとうございます。また次もご一緒しましょう。

第2回ブロー遠征3日目

日時:4月8日(日)10:00~
エリア:Petit Bois
参加者:クマちゃん、ぶち
キーワード:クジラ

F1で8時過ぎに目覚める。朝からぬけるような青空。

この日は、ヨウさんはパリへ隠密旅行、コバさんはシャンパーニュ地方へシャンパン旅行に行くことになったので、クマちゃんを引きつれクライミングへ。

向かった先はPetit Bois。ここもブローから少し離れており、市街から南東に20kmほど離れたNemoursという町の近くにある。

こちらのパーキングの位置もTomTomに事前に登録した位置とほとんど合っていた。

プチボアとは「小さな森」という意味で、その名の通り、木々が生い茂るエリア。
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日差しは遮られ、風もあるため、ここは真夏でもクライミングできるようだ。涼しくていいが、日が当たらないせいで岩に結構苔が生している。
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プチボアは他のエリアと比べそれ程混み合わないようで、10時の時点で他には誰もクライマーがいなかった。

早速4台の簡単なルートでアップ。地面は固い土でランディングはあまりいいとは言えないがあまり凸凹はなくクラッシュパッドをしっかり敷けば問題なし。

そのうち徐々にクライマーも増えてくる。何故かイギリス人が多い。

トポを見てみると、”Big Ben”や”Convulsions”や”Surprises”といった英語名の課題があるため、イギリス人クライマーがここの開拓に携わったのかもしれない。

4台はある程度登ったので5台に取り付く。Blue Circuit 11番のRondeurs Ennemies。英語だとRound Enemyということだろうか、それ程高さはないが、上部は丸いスローパーでマントリングが核心。

リーチがある人であれば5aくらいだろうが、日本人だとちょっと辛く感じる。

僕は最初ちょっと迷ったけどすぐに登ることができたが、クマちゃんは大苦戦。先日の6a完登のプライドも油を注いでいるようだ。

しばらく粘ったがとりあえず一度休憩を取ることにした。僕はその間に今日の目標課題を探す。

その5aからふと後ろを見るといい感じに前傾している岩が。
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トポを見てみると、これはBlack Circuit 7番のLa Baleineという課題。The Whaleを意味し、このエリアの看板課題のようで、トポにも写真が出ている。
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“One of the most striking boulders in the forest”という言葉に心躍らされ、そのグレードは7a。今日のメインディッシュはクジラに即決。

地面が傾斜している上、岩が前傾しているため墜落時の恐怖が伴う。

クマちゃんにスポットをお願いするが、何せクラッシュパッドも大小ひとつずつなので心もとない。

ムーブを探ってみたところ、下部は問題なし、核心は上部にある。下部は岩の横を伝って上部のリップをまず右手でつかむが、これが悪いのなんのって。
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それから体が剥がされないようにしてそのリップを両手でつかんで更に上にあるガバのクラックを取りにいくのであるが、これまた遠く、一気にガバを取ろうとすると足が外れて落下してしまう。

そこで両手でリップをつかんだ状態から右手を出し、ガバ手前の超スローパーを叩いて一度体を止め、もう一度右手を送ってガバをとる。右手で叩いた状態では落ちないように踏ん張るのが精一杯、次の一手がうまく出せない。

10回くらい落ちてちょっと休憩。でも落ち方を覚えてきたので恐怖感はなくなってきた。

その間にクマちゃんは先ほど落とせなかった5aに取り付く。丁度UKのクライマー達が登っていたのでそこに参加させてもらう形。

先ほどよりはムーブが良くなって一手一手進んでいい感じ。

でもあとちょっとのところで落ちてしまった。惜しい。

あれ、クマちゃんの様子がおかしい。どうやら落ちたときに2つのクラッシュパッドの間に右足が落ちて足首をひねってしまったよう。

痛がるクマちゃんをしばらくしてその場から引きずり上げ、僕はパーキングまでシップと塗り薬を取りに行く。

腫れていたので、たっぷり塗り薬をつけ、シップを貼り、テーピングをして休憩。

僕はすっかりクライミングの集中力が切れてしまった。

しばらくしてクマちゃん、幸い痛みは動かさなければ落ち着いたようで、撮影班として活躍してくれるとのこと。

ということで僕はクライミング再開。しかし、スポッターがいなくなったからまた墜落の恐怖感復活。これで僕が怪我したらホテルへ帰れなくなる・・・

何回か登っていたら、丁度別のUKクライマーのパーティーがこの課題に取り付き始めた。地面に敷き詰められる多くのクラッシュパッドと頑強なUKクライマー達のスポットにより、気力復活。
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ホールドを丁寧に磨き、ハチさん手造りチョークバックでしっかりチョークを手に付け、もう一度トライ。

上部のリップを両手で持つときも、左足のトーフックがしっかり決まっており力が残っていた。

右手で叩くと、これまでより上方で体が止まった。勢いに乗ってもう一度右手を送ると、ガバがつかめた!

後は落ち着いて体を持ち上げて終了。遂にブローで7台を落とすことができた。ウレシー!

その様子を撮影班クマちゃんが撮ってくれていました。一度目はスポッターなしのロンリークライミングで落下、二度目は多くのクラッシュパッドとUKクライマーのスポットのもと完登。やっぱ心理的に余裕がでるとムーブもスムーズになる。しかし、完登後、クマちゃんの呼びかけは完無視してしまいました。すまぬ。

この後、近くの別の岩に移動して一人で6aを2個ほど落とす。

まだ打ち込めそうだったので、近くで適当な課題を探したところ、Big Jimという6cの課題があった。

これがまた超垂壁のハイボルダー。
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後日ヨウさんと一緒に撮った写真を見てみるとその高さが分かる。5mくらい。
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辛うじて指二本入るポケットや、小さなカチ、そして何よりその高さが特徴。

最初はこの課題に打ち込んでいた別のパーティーの置きパッドがあり、スポッターなきとも多少の安心感はあったが、じきにそのパーティーも別の課題へ移動してしまい、頼りない大小の2つのパッドだけになってしまった。

やはりこの課題の核心は上部。最後から2手目に二本指のホールドがあるが、これを取るのが遠く、その後の一手もまた遠い。こいつもリーチ有利の課題。

徐々に下から繋げ、「こりゃいった!」と思ったら、最後の一手で取りそこない、3mくらい落下。しかも体が振られたため、着地で片足がクラッシュパッドから外れてるし。痛いっす。

ムーブはすべて分かったので、ちょっと休んで一気に登ったらスムーズに最後まで繋げることができた。

だいぶ疲れたし、手負いのクマちゃんもいるため、15時と早いが撤収。ホテルへ戻る。

ホテルでコバさんとヨウさんを待ち、夕食を食べに中心街へ。ベルギーレストランでムール貝を食べる。初めてのブロー7a完登もあり、少々弾けてしまった。

部屋に戻ったあとは酒盛り。クマちゃんには禁酒令が発動され、ご不満な様子。

コバさん希望でヨウさんがパリで仕入れてきたアンジェリーナのモンブランを皆で食べる。

甘いが、しつこさがなく、和菓子に通じる。緑茶が欲しくなる味だ。

この夜も程ほどに飲んで就寝、翌日のクライミングに備える。

先週末

4月21日(土)。14時ごろ、コバさんと一緒にいつものKlimhalへ。

天気がいいのでジム内には人は少ない。二人でボルダーに打ち込む。

しかし、すでに一通り今月の課題は触っており、後残っているのはきつい課題ばかり。モチ低し。

コバさんへお買い得の垂壁6bを勧めたところ、コバさん、数回トライして完登した。コバさん初めての6b。おめでとう!


遅れてヨウさんも参加。ジムは夕方にはほとんど貸切り状態。

ヨウさんも残っているのは難しい課題ばかりでモチが下がり気味だったが、カンテを使う6bを勧めてみたところ、数回のトライで完登。別の6cも勧めたところ、こちらもいい感じで、モチ急上昇。

僕はなかなかできなかったリーチ有利のダイノ課題に打ち込んだところ、何とか落とせた。

各々結構満足したクライミングをした後は、毎週恒例となりつつある、コバ邸での夕食会。

この日マユミさんに作っていただいたのは、スペアリブ。普段肉料理をあまり食べないので貴重なメニュー。肉が香ばしくて大満足。マユミさん、毎週ありがとうございます。

ハルちゃんとさっくんも活発で、結構夜遅くまで一緒に遊んだ。ハルちゃんのバレエのビデオ、最高でした。

4月22日(日)

14時からヨウさんと一緒にセントラルステーション横のジム、Klimmuurへ。
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晴れということもあり、やはりジム内で登っている人は少ない。
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今日はボルダーだけにする。げっ、料金が6.5ユーロから7.5ユーロに値上がりしている。まあ、それでも日本よりは安いけど。

新しくなった70個ほどの課題に取り付く。
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課題が新しいとモチも上がり、ガンガン打ち込んでしまう。

このKlimmuurはオランダのジムの中でも辛めのグレードで、グレード6(6a~6c)でもきつい課題が多い。でもブローのグレードと同じくらいに感じるということは、これが本来のグレードかも。

この日の成果はグレード7をふたつ落としたこと。ハーレムのジムとは違って、このジムの課題はムーブなど良く考えられていてどの課題も面白い。

ヨウさんは最初調子よく打ち込んでいたが、ランジしたときに出っ張ったホールドでわき腹を強打し、モチ下がる。でも痛みがある中、最後まで打ち込んでいた。

18時過ぎまで打ち込んで帰宅。

帰り道。下道で来る際はこの風車が目印になる。
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今週末もこんな天気ならいいなあ。
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運河では多くのボートが行き来している。気持ちよさそう。
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第2回ブロー遠征4日目

日時:4月9日(月)11:00~
エリア:Franchard Isatis
参加者:クマちゃん、ヨウさん、コバさん、ぶち、特別ゲストつじもっちゃん、シャオちゃん
キーワード:涙の14番

8時過ぎ起床。快晴。

この日は、僕の学生時代の旧友で、現在パリ在住の女性が友人を連れてブローを訪れることになっており、10時前にFontainbleau Avon駅でピックアップする。

つじもっちゃんはクライマーではないが巧妙にブローに誘い出し、お試しクライミングに(強制)参加してもらうこととなったのだ。

以前に北京に留学していたこともあり、中国語ペラペラ、連れてきた友人は中国人のシャオちゃん。

まずは近くのスーパーで昼食を購入、その後フォンテーヌブロー城を少々見学、そしてエリアへと拉致。

この日のエリアはブロー市外から程近い、Franchard Isatis。

ここはブロー市街から10kmくらい、駐車場から50mのところからサーキットがあり、アプローチはよい。プチボアほどではないが、木々が日差しをいい具合に遮ってくれる。

アップするヨウさん。
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コバさんもトラバース課題にトライ。
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グレードは4くらいだけど、スラブのトラバースでホールドがなく、結構難しい。

手負いのクマちゃんは、今日も撮影班に徹してもらう。前日はケンケンで活発に動き回っていたが、今日は木の杖を得て、更に行動範囲が広がった。

つじもっちゃん、シャオちゃんは初めてということもあり、グレード3くらいを取り付いてもらおうと思ったが、ここブローでは3といえども初心者には難しい。

ということで、自分たちでごく簡単な課題を即席設定し、トライしてもらう。

つじもっちゃん、シャオちゃん、最初は恐る恐るという感じだったけど、慣れてくると思い切ったムーブを披露、なかなかいいんじゃない?

一通り皆登ったところで少し場所を変える。

向かったのは通称「涙の14番」と呼ばれる課題。

この課題はRed Circuit 14番、5bの課題であるが、過去にベルギー在住日本人クライマーBJCCで伝説となった課題である。

BJCCがブロー遠征を開始して以来、このイサティスの14番は「5bにしては辛い」ということで皆を苦しめてきた課題。

この課題にまつわる歴史は、ここここに語られており、その当時のチュージさん、カンさん、としさんが苦労して落とし、ゴウさんも打ち込んだ末、最後には見事完登した。

もちろん、その当時からBJCCのレベルも飛躍的にアップし、現在はそれ程難題ではないはずであるが、僕はそのBJCCの軌跡を追ってみたいという衝動に駆られていた。

5bだから登れないことはないだろうけど、どうせ登るなら本気でトライし、オンサイトを狙うということがBJCCに対する敬意と感じた。

右側のエッジをつかむまでは問題なし。しかし、上方がどうなっているのか見えず、とりあえず左手を出してみたら、うまく止まった。

そのまま体勢を整え、更に上部に左手を送るとガバがあり、後は体を上げるだけ。何とかオンサイトできた。

チュージさん達はヒールフックを使い、ゴウさんは右足を上げ、左上方のガバをつかんでいたようであるが、僕は全く違う登り方だったようだ。

グレードは確かに5bにしてはちょっと辛めに感じた。

その後、14番近くで皆で昼食を取る。

14番の横にあるWhite Circuit 19番のL’envie Des Betes、6b。二手目が遠く、2、3回打ち込んだが、後はそれ程問題なし。ムーブが面白く、いい課題。

その後、エリアの奥のほうに移動、各々課題に取り付く。

僕はOff Circuit 61番のEl Poussah 7aに取り付くも、ムーブが読めず早々に敗退。続いて59番のEl Poussif 7a+を挑戦したが、最後のスローパーが遠い上に悪く、結局諦めた。

疲れてきたところで、パリを旅行中の壁の会ぽちぽこさんが登場。ブロー城を観光ついでに足を運んでいただいたのだ。

ここで手負いのクマちゃんはブローを後にし、ぽちぽこさんの車で一緒にデュッセルへ帰ることとなる。ぽちぽこさん、今度は是非一緒に登りましょう!

クマちゃん搬出後、またエリアを移動。適当な課題を作り、つじもっちゃん、シャオちゃんを特訓する。

つじもっちゃんは簡単なやつだとすぐに登ってしまうので、既存のトラバース課題の一部をやってもらったら、これはさすがにきつかった様で、途中で皆で引きずりあげる。しかし、恐れず登るところがさすがにつじもっちゃん。

初心者二人には最後に卒業課題を作り、無事に二人とも完登。ちょっとは岩登りの面白さを分かってもらったかな?

皆で記念撮影。右からつじもっちゃん、シャオちゃん、ヨウさん、ぶち、コバさん。
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ホテルEtapまで引き返す。

夕食はいろいろ考えた結果、「あのステーキをもう一度」ということで、遠征二日目に行ったビストロに決定。事前につじもっちゃんにTELで予約してもらった。

またもや気さくなご夫婦が暖かく迎えてくれ、次々とおいしい料理が。

ホワイトアスパラの料理もサービスで出してくれた。

つじもっちゃんのフランス語を通じて夫婦の話を聞くことができた。

このレストランはLa Boule D’orという名前で、英語ではThe ball of goldとかいう意味で、ちょっと日本語に訳すと危険だが、どうやら、ゲートボールに似たスポーツに由来するとか。肉を頼んだときにおばちゃんから聞かれていた「キュイ?」という謎の言葉も焼き加減を聞いているのだということも分かった。さすがつじもっちゃん、中国語、フランス語、英語、韓国語、一体何ヶ国語話すのだ??

たらふく食べて大満足でホテルへ戻る。この日もワインで酒盛りをし、夜は更けていった。

(後日談)
イサティスからぽちぽこさんの車で搬送されデュッセルまで帰ったクマちゃんであるが、連休明けに病院に行ってみたところ、なんと「ポッキリ」いってたらしい。ブローではケンケンや即席杖を用いて活発に動き回っていたのだが。さすがにライン川を歩いて制覇した猛者は体の造りが違う。改めてクマちゃんの強靭さに驚かされた一方、いち早く完治してクライミングに復帰することを期待する。

3月ボルダリング成績@Klimhal

Klimhalでのコンペ結果が出ていました。

結果は、、、
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4位。今までで最高順位。7cをひとつ落とせたのがよかったようだ。

総合順位は3位まで上がってきた。
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驚くべきはヨウさん、コバさんの成績。

ヨウさんは2月61位から3月27位へ、コバさんは2月99位から3月62位へと飛躍的に成績を伸ばした。Team NL、強くなっています。

この調子で残り2ヶ月、がんばりたい。

Stockholm

4月27日(金)、日帰りスウェーデン出張。

ストックホルムも快晴。この時期にしては記録的な暖かさで、16時頃の気温は20度を超えていた。

街中に岩がゴロゴロしており、大いに刺激を受けた。
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第2回ブロー遠征5日目

日時:4月10日(火)11:00~
エリア:Petit Bois
参加者:ヨウさん、ぶち
キーワード:体力の限界です

遠征最終日。この日も8時過ぎに起床。この日も快晴。

つじもっちゃんとシャオちゃんはブロー観光をするとのことで、まずはブロー城まで見送ったあと、ヨウさんと一緒にクライミングへ。

エリアは遠征三日目に行ったプチボア。僕たちが目標としている6後半から7前半の課題が多いことが選んだ理由。

が、いきなり林の中を迷い、結構時間取られた。10時半から開始する予定が11時になってしまった。

しかし、二人とも疲れ気味。僕は5日間連続クライミングをして毎晩飲んでいるわけだからそりゃ疲れるわ。よくもまあ、他に観光もせず打ち込んだ。自分のクライミングバカさがよく分かった。

目当てにしていた7前半の課題は数字が消えていたり、苔が生していたりして適当な課題が見つからない。

ということで、三日目に登っていた場所まで戻り、そこでアップをしてある程度6台の課題を攻める。

ヨウさんもかなり疲れがたまって苦労している様子。僕はなんとか6bのトラバースは落としたが、その他は打ち込む気力が沸かない。辛めと感じるBlack Circuit 26番、Le Plat Pays 6bを何とか登ってほぼ終了。
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いつの間にか14時を過ぎていたため今回の遠征はこれにて終了。ヨウさんとアムスを目指す。

今回の遠征は最後の最後まで天気に恵まれいいクライミングができた。
DSCN2804.jpg

帰りがけのヨウさんとの会話。

ぶち「そういえば、4月30日の月曜、オランダはクイーンズデーで休みですよね?」

ヨウ「そうですね。」

ぶち「ということは3連休ですよね?」

ヨウ「そうですね。」

ぶち「じゃ、また来ますか?」

ヨウ「そうですね。」

ということで明日からまたブローに行ってきます。

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