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Life in Amsterdam

サラリーマンクライマー、山のない国でどこを登る?

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World Cup in Puurs!!

9月27日(土)午前、ベルギーへ向け車を走らせる。

が、ユトレヒトを過ぎたところでひどい渋滞にハマる・・・
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マーストリヒト方面へ向かう道路が工事か何かで完全に封鎖されており、その方面に向かっていた車がすべて流れてきたのだ・・・

ベルギーに行く目的は、リードクライミングのワールドカップに参加している日本チームを応援に行くためだ。

欧州でワールドカップが行われているのは知っていたが今年もベルギーでこの時期に行われることは知らなかった。しかし、あるご縁でこの大会のことを知り、ベルギーまで応援に行くことになった。

オランダ組総勢1名(含自分)で編隊を組み、意気揚々と車を進めるもこの渋滞・・・まだ50kmも走っていない(ちなみに欧州各地在住日本人クライマーは皆都合がつかなかったのだ・・・)。

ところで、このイベントに先だって、ある筋から一眼レフのデジタルカメラを借用したのだが、受領できたのが金曜夕方、400mm望遠レンズは想像以上にでかい、しかも用意された取扱説明書は英語版・・・
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前日は一通り機能を確認するのが核心で、当日はこの渋滞でまた核心・・・

会場のKlimax自体は去年一度登ったことがあり、道に迷うことはなかったが、渋滞にやられ当初想定していた時間より1時間半以上遅れて14時過ぎに到着。

会場に着いた瞬間、セミファイナルが終わってしまった・・・ネーイ!!(=”No”の蘭語。この辺りは蘭語圏です)。

まずは野口啓代ちゃんと渡辺数馬くんに初対面の挨拶をする。数馬くんはセミファイナルでスリップしてしまったようでファイナルには残れず、日本人では唯一啓代ちゃんだけがファイナルに残ったとのこと。皆世界レベルで活躍しているなあ。

決勝は17時からで3時間も時間が余ってしまった。

折角ジムに来たことだし、ここのボルダリングは触ったことないから、ジム内に侵入し受付に「ボルダリングだけでもちょこっと出来ない?」とダメ元で聞いたみたが、お姉さんは「インドアは全部アイソレーションエリアになっていて今日は21時ごろまで忙しいから無理よ、明日来なさい。」とのこと、はあ、そりゃそうっすよね。

でも近くのDuvelのお店など観光したり、応援に来ている顔見知りのオランダ人と話していたらすぐに16時過ぎになり、観客席に人が集まりだした。

このジムの売りが、半屋外に設置された強烈なハング壁。高さは21mある。
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ファイナルに向けカメラ調整。
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予選から決勝までカメラで撮られた映像はライブでWeb配信されている。

「でも私は皆ほどクライミングには興味はないのよ」といったところか。
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男女ファイナリストが登場し、6分のオブザベーションが始まる。緊張感がこちらまで伝わってくる。6分って長いように思っていたが、まるで3、4分くらいに感じてしまう。クライマーにとってはもっと短く感じているかも。

男女交互でトライ開始。啓代ちゃんは3番目に登場。
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一手一手が遠いがしなやかなムーブで強烈なハング壁を流れるように登っていく。
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終了点が見えてきた。ここで「残り1分」のアナウンス。
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大歓声の中、この次のホールドへ飛んでフォール、惜しいがすばらしい登りだ!
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僕もカメラ重すぎで腕がパンプしてしまった。

後続は中間地点でファールするクライマーもいるが、数名終了点付近まできた。

皆、啓代ちゃんと同じところで苦しんでいる。

その中でも次のホールドにタッチできた人が勝敗を決めた。

優勝はマヤ・ビドマー。啓代ちゃんは5位入賞!

一方男性は課題の中間の核心で次々と落ちる。

このオラニエTシャツはオランダのヨルグ・ヴェルホーフェン。
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上方のオレンジのストラクチャーを抜けるところがひとつの核心で、ここで多くのクライマーがフォールする中、突破したのはこのヨルグとトーマス・ムラツェクとラモン・ジュリアンの3名のみ。

優勝したのはラモンで終了点下のストラクチャーで豪快なムーブを見せてくれた。
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ロープがチョークバックに引っかかりクリップでもたついたが、それがなければ更に高度を上げていたと思われる。ほんと強かった。

女性課題の難度は5.13b(8a)くらい、男性課題は5.14a(8b+)くらいと言われている。ひぇーとしか言えん。

啓代ちゃんはタッチの差で優勝を狙えたが、数馬くん・啓代ちゃんによれば最後の2手が出るかどうかで本当の実力が試されるとのこと。

「最後の2手」、そのために世界のトップクライマーは日々ハードなトレーニングを続けているのか。

リードクライミングのファイナルが終わり、スピードクライミングが続いて表彰式というスケジュール。
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暗くなるもの随分早くなってきた。もう冬はすぐそこまで来ている。
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暗くなって寒くなってきた中、田中亜貴さんとスピードクライミングを見ていると(田中さん、最初田中さんと分からなくて大変失礼しました!)、啓代ちゃんにテントに呼ばれ、日本チームの皆さんと一緒に食事。
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監督の千葉さん、啓代ちゃん、数馬くん、田中亜貴さん、伊東秀和さん、小西大介くん、安間佐千くん、皆さんと一緒に食事。

ヨルグがいたので、「オランダでは全然見ないけど、オランダの北部に住んでいるんだっけ?」と聞いてみたら、現在はオーストリアに在住して登りまくっているとのこと。Klimhalの最強ボルダラー、セバスチャンのことも当然知っていた。

トップクライマー同士はいつもWCで面識があるので、国境を越えて皆会話や腕相撲?や倒立?を楽しんでいる。この和気藹々な雰囲気、いいなあ。テント内が盛り上がっているうちにいつの間にか表彰式は終了していた・・・

22時半過ぎに啓代ちゃん・数馬くんの乗った車を僕の車で誘導しながらアムステルダムへ。

1時過ぎに自宅到着。2時過ぎに就寝。

翌日は7時半起床、8時半過ぎにスキポールへと向かう。

記念撮影。
DSC_2759a.jpg
二人とも欧州中を自分たちで車で移動しながら、各大会で実績を積み上げてきている、若いのにしっかりしているなあ。僕が彼らくらいの年齢のときは京都の田舎で毎日酒飲んで騒ぐことしか考えてなかったなあ。

この後、啓代ちゃん・数馬くんはシンガポールで25時間のトランジットを経て30日に帰国、その後休む暇なく大分まで飛び、国体へと出場するらしい、タフだ・・・。僕も月曜夜から日本へ出張するが、僕の方が多分早く日本へ到着すると思う。

日本チームの皆さん、千葉さん、そして野口健司様ありがとうございました。お陰様で貴重な経験ができ勉強になりました。次回また機会があればよろしくお願いします!
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コメント

ぶちさんの正面顔の面積が一番広いかな・・・・。
こんどDUSに来る際は、証拠の品を持ってきてくださいね。

  • 2008/10/01(水) 07:47:51 |
  • URL |
  • ぽち@犬小屋 #-
  • [ 編集]

こんにちは!渡辺数馬です!
ベルギー、アムステルダムではお世話になりました。
トランジットは何だかんだ30時間近くなってしまいましたが何とか消化しましたよ(笑)

  • 2008/10/01(水) 09:12:19 |
  • URL |
  • かずま #JXoSs/ZU
  • [ 編集]

■ぽちさん■
捏造疑惑っすか!?
もうちょっと小さめにすべきだったかなあw

■かずまくん■
お帰りなさい!
トランジット、十分楽しめたようでw
僕は14時過ぎの到着でしたよ。
時差ぼけ、最高に楽しんでいますw

  • 2008/10/01(水) 09:42:21 |
  • URL |
  • ぶち #-
  • [ 編集]

うらやましいぞ!

ぶちさん、
僕は渡辺数馬さんのイラストがすごい好きなんです。あー、お会いできなくて残念だあ。

  • 2008/10/02(木) 05:57:03 |
  • URL |
  • 美大中退クライマー #-
  • [ 編集]

としさん
僕も絵を描くことはきらいではないので僕の絵で我慢してください・・・
え?まっぴらだ?

  • 2008/10/02(木) 23:15:37 |
  • URL |
  • ぶち #-
  • [ 編集]

うわー。すごい!ロクスノにそのまま載せられそうな、WC写真満載ですね!
でも、最後の一枚だけは、こりゃ合成だわ。うん

  • 2008/10/07(火) 11:02:42 |
  • URL |
  • aiko #-
  • [ 編集]

あいこさんまで(泣)

もっと腕を磨かなくては・・・

  • 2008/10/07(火) 15:33:42 |
  • URL |
  • ぶち #-
  • [ 編集]

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